一日目 −今日の天気−
「なんていいお天気でしょう・・・ッ!」
大声で皮肉を吐いて、再びベッドにダイブした。
落ちてくる大粒の雫が、地面を、窓を、強く叩く音が聞こえる。
部屋のカーテンを閉めたままでも、今日の天気がよく分かった。
「あの映画・・・一人でゆっくり見ようと思ったのに・・・・・・」
今にも泣きそうな声でぼやいてみる。独り言。当然、この天気は変わらない。
――仕方ない、諦めよう。今日は一日ヒッキー体験だ。今はとりあえず・・・二度寝しよう。
ため息と同時に、携帯が鳴った。「アイツ」からだ。
「ハイ、もしもし・・・」
「おはよう!突然だけどデートしよう!」
「・・・・・・は」
突然何を言い出すんだ。悪質な詐欺なら間に合ってます。
っていうか大体コイツは何故こんなにもテンションが高いのか。
「っていうか、今日天気悪・・・」
「やー、今日部活中止にされちゃってさ、ヒマになっちゃって!
つっまんねよなー、こんな天気で中止にされても困るっての!
ってなワケで、天気なんか関係無く楽しめる映画に行きましょう!
30分したら迎えに行くから、家で待ってて!そんじゃ!!」
受話器を乱暴に置く音。一定のリズムで響く電子音。・・・・・・切られた。
「一方的に喋るなよ・・・言ってる事支離滅裂だし。・・・・・・って、ヤバい顔も洗ってない!」
何だかんだで時間に間に合わせようと焦る自分が、ちょっと悔しい。
あぁもう絶対時間足りないよ、コレ?あの自己中あとでシメる。
「でも、まぁ・・・二人で行っても、違う楽しさがあるし。
っていうか外出できるってだけでも収穫か。もしかしてコレはアイツに感謝すべきなのか!?」
今日の天気は、そう悪くもないみたいだ。
カーテンを開けてみたら、思っていたより小降りの雨が、楽しそうに跳ね回っていた。
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性別、決まってないんですよコレ。
女同士・男同士・男女の3パターンで楽しめます。画期的ィ☆(黙れ
ってなワケでこれから毎日がんばります。三日坊主になったらごめんなさい。(ぁ
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